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ハイドロチャック トラブルシューティング

操作方法は取扱説明書を参照ください。
 
工具のクランプができない

要因

確認・対応
工具のシャンク径が小さい ・工具シャンク径がh7であることを確認
・シャンク径がh7の工具に交換
ハイドロオイルの流出 ・クランプの機能チェック(操作ネジの回転数チェック)を行う
・NTへ修理依頼 (但し修理できない場合があります)

 

工具が挿入し難い (挿入できない)

要因

確認・対応
チャック内径または工具シャンク部に傷・打痕がある

・チャックまたは工具を交換する
・暫定処置として、不具合部を修正する(#1000 以上のペーパー等で磨く)
NTでは研磨修正不可
・NTへ修理依頼 (但し修理できない場合があります)

工具シャンク径が大きい シャンク径がh7の工具に交換
操作ネジが緩みきっていないため残圧によりクランピングスリーブ内径の収縮 最後まで緩めきってから刃具を挿入する
工具シャンクに切欠きがあり、チャック内径を変形させた シャンクに切欠きのない刃具に交換しチャックはNTに修理返却
工具シャンクの挿入深さが浅いため内径奥部が変形した ・NTに修理依頼 (但し修理できない場合があります)
・最低挿入深さ以上にシャンクを挿入する

 

工具が取り外せない

要因

確認・対応
工具のスリップによる噛み込み
(刃具折れの衝撃での喰付き)
・NTへ修理依頼(但し修理できない場合があります)
工具シャンクに切欠きがあり、チャック内径を変形させた シャンクに切欠きのない工具に交換
工具シャンクの挿入深さが浅いため内径奥部が変形した 最低挿入深さ以上にシャンクを挿入する

 

加工中に工具が抜ける

要因

確認・対応
クランプ不足 クランプの機能チェック(操作ネジの回転数チェック)を行う
工具シャンクの挿入深さが浅い 最低挿入深さ以上にシャンクを挿入する
工具シャンク径がh7公差よりも小さい シャンク径がh7の工具に交換
切削曲げ抵抗(曲げモーメント)が大きい
(スリコギ運動による抜け)
・切削抵抗の軽減
  a.回転を上げるか送りを下げる
   (目安:約20%)
  b.切込みを浅くする
・曲げモーメントを下げる
  c.刃具の突出しを短くする
チャッキング剛性が低い チャック(ホルダ)の見直し
コレットホルダ、ミーリングチャック、シュリンカーチャックの検討

 

加工中にビビリ発生

要因

確認・対応
チャックの共振によるビビリ 共振周波数を変えるために回転数を変える
(± 10%以上)
クランプ不足 クランプの機能チェック(操作ネジの回転数チェック)を行う
工具シャンクの挿入深さが浅い 最低挿入深さ以上にシャンクを挿入する
工具シャンク径がh7公差よりも小さい シャンク径がh7の工具に交換
切削量が少なく、切刃の振れによる切削面のコスリ・スベリ現象が発生。 切削条件の見直し(切削抵抗を大きくする)
a.送りを上げるか回転を下げる
(目安:約20%)
b.切込みを大きくする
曲げモーメントが大きい ・工具の突出しを短くする
・チャックの突出しを短くする
加工に対するチャックが不適正
(チャック剛性が加工負荷より低い)
チャック(ホルダ)の見直し
コレットホルダ、ミーリングチャック、シュリンカーチャックの検討
プルボルトの選定不良によるホルダ引き込み力不足 M/C 指定のプルボルトに交換
プルボルトの締め過ぎによるBTシャンクの膨らみによるテーパー当り不良 推奨締付けトルクでの締付け

 

使用中に振れ精度が悪くなった
*精度不良目安  15μm 以上/ 4d

要因

確認・対応
チャック内径のサビ・傷・変形 ・チャックまたは工具を交換する
・暫定処置として、不具合部を修正する(#1000 以上のペ
ーパー等で磨く)
NTでは研磨修正不可
・NTへ修理依頼(但し修理できない場合があります)
把握長が短い 最低把握長以上にシャンクを挿入する
工具シャンクに傷、打痕 傷、打痕の修正
工具シャンクに切欠き等がある シャンク保持部に切欠きのない刃具に交換
プルボルトの締め過ぎによるBTシャンクの膨らみ(特にBT30) 推奨締付けトルクでの締付け
工具の精度不良 工具の交換
チャック部にダストの噛み込み チャック内径の清掃
インターフェースの精度不良
・主軸内径、端面(2 面拘束の場合)の振れ大(2μm以上)
・テーパ部、端面(2 面拘束の場合)のゴミ・傷・打痕
・主軸の再研磨修正
・テーパ、端面部(2 面拘束の場合)の清掃、傷・打痕修正

 

フランジ式で振れ精度が悪くなった

要因

確認・対応
フランジ取付け部の芯ずれ 主軸への取付け調整を行う
内径口元のニガシ奥端にバリが発生 バリの除去(#1000 以上のサンドペーパー)
2ピース方式の場合、フランジ部とチャック
部の芯ずれ
フランジに対する内径の振れ精度の確認

 

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